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平成27年6月(28年3月更新)
情報数理研究室 河村彰星

計算の基礎理論(アルゴリズム・計算量)とその応用に関する研究を行っています。

研究内容

入試説明会での一枚スライド
入試説明会での題目説明入試説明会での題目説明
入試説明会での研究室説明

アルゴリズム工学

計算機を様々な問題の解決に役立てるには、計算を支配する基本原理や、アルゴリズムの設計によく使われる手法を理解し、うまく利用する必要があります。本研究室では、離散最適化、図形処理、資源配置、自然システムなど様々な分野の問題について、数理的な定式化によって現象を分析したり、数理工学的手法を用いて効率のよいアルゴリズムを考案する研究を行っています。

計算理論

個々の問題の解法だけでなく、一般に様々な条件下で何がどこまで計算できるかという限界を探ることも、理論情報学の重要な目標です。計算機構の制約、時間・空間や知識の量、論理的・記述的な複雑さやランダム性の度合などの各要素が、情報処理の困難さにどう関与し、また相互にどう関わるかを分析することで、算法設計の指針として役立てるとともに、知能の本質に迫ることを目指します。

分野キーワード

計算量理論、計算幾何、統計的学習理論、数理論理学、数値解析、微分方程式、自然計算、計算モデル、ランダム性、算法(アルゴリズム)設計、離散数学、組合せ論、数理最適化

参考

研究体制

当研究室は広域科学専攻広域システム科学系に属します。河村は27年度に着任しました。普段は情報システム研究グループで合同ゼミを行っています。

研究室のテーマは「計算・アルゴリズムの視点から、数理的手法により問題を解決する」ことであればよく、対象とする題材に制限はありません。学生自身が興味に応じて、或いは先行研究を参考に、自ら課題を見つけることを期待します。一方、興味が合えば河村が参加/協力する以下のプロジェクトや共同研究計画のテーマに沿った題材に取組むこともできます。

求める学生

理論計算機科学は、素朴で具体的な問題が多いため、研究を始めるための「前提知識」は比較的少い分野と言えます。様々なアルゴリズムの知識、プログラミング経験、数学の諸分野の知識は、あれば強みにはなりますが初めから必須というわけではありません。むしろ研究上の必要に応じて新たな知識を書物や論文から素早く取り入れることが大切です。その際には、きちんと物事を深く理解し適用するための「根気」「数学的体力」のようなものが重要です。従って、

などは特にこの分野に向いているでしょう。

また、この分野に限らず、研究では課題を設定してから、成果をまとめて発表するまで、丁寧に根気よく進める必要があります。研究の動機・手法・面白さをわかりやすく説明することで、色々な人と協力して仕事を進める意欲のある人を歓迎します。大学等での研究者を目指す人もそうでない人も、そのような能力を磨いて活躍してもらいたいと思います。